ぜろますのブログ

心が泣いている(内定だけに)

自作のSCP[精神論]

こんにちは、ぜろますです。

僕が趣味にしているものはいくつかあるのですが、中でも共有しづらいのが「自作のSCPオブジェクトの創作」です。

SCP Wikiの仕様上あらゆるオブジェクトは各著者のオリジナル作品ではありますが、ここでいう自作とは、SCP Wikiと無関係に創作した、という状態を指します。

財団職員になるのは、打たれ弱い僕にはちょっと……と日和ったものの、せっかく作ったものをメモ帳にとどめておくのももったいない、ということで、 このように公開してみることにしました。
万一問題あれば筆者までご一報ください。

 

なお、ナンバーが重複し相手方に迷惑をかけることのないよう、黒塗りにしています。

 

 

アイテム番号: SCP-███

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-███の発生は財団WEBクローラとフィールドエージェントの探査を中心として監視され、都度除去されます。SCP-███-1実体は無力化の後拘留し、臨時サイト30-Aに移送されます。無力化手段には、SCP-███を含有する声明を予防するための咽頭部の破壊を含む、非致死的武力の行使などが含まれます。重度のSCP-███-1実体は財団倫理委員会の承認の後終了されます。

説明: SCP-███は、主に日本国において発生の確認されている伝染性のミームです。一般的に、看板、企業の理念、スローガン、観念・価値観のような形で表現され、認識したヒト(Homo sapiens sapiens)に対しておおよそ65%程度の確率で感染します。確率は対象の環境に依存し、例として、日本国内でのレベル3職員における感染率は2%程度に留まっています。

感染者(SCP-███-1)は概して、「やる気」「気合い」といった精神論的観念を、臨床的あるいは科学的知見からのデータや助言より優先します。論理的な議論の場においては極度の緊張・不安感を示し、しばしば暴力的な手段で自己の主張を優先させるよう試みるようになります。また、SCP-███に由来する非論理的な主張を指摘され改善を求められた場合も、SCP-███-1は概して指摘の意図を理解できず、困惑・逆上といった反応を示します。これらの変化は不可逆的であり、記憶処理薬含む記憶処置等の手段は、変化を逆転させることができません。

 

 

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