ぜろますのブログ

心が泣いている(内定だけに)

FFXIV日記 — 拝啓ラノシアより 第二回

こんにちは。

ララフェル プレーンフォーク族、テルル・テルです。

 

月のフィナーレがやってきましたね。当方ももちろん遊んでおりますけれども、こう、ネタバレを避けつつお伝えするのは大変です。(と言っていたら、開発チームからネタバレオーケーのお達しが出てしまいました。モタモタしすぎたな……)

 

お見せできることといえば……

 

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ワッ……

 

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ワッ……ア……!

 

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めっちゃ技が消えてる……!

 

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人がいっっっぱい

 

このようなもので、とてもお伝えすることができません(でした)。ということもあって、予定通り自キャラである「テルル・テル」という人物について書いてみようと思います。

 

名前について

名に基づいており、なおかつ命名規則に則っている……というのは前回もお伝えした通りですが、その、エオルゼアにおける命名規則というのは以下のようなものです。

 

プレーンフォークかデューンフォークかに関わらず、ララフェルの名前は「リズム」や「韻」、「音節」に規則性があります。その規則さえ覚えてしまえば、名前を見るだけで、性別や部族が判別できるのです(両部族の混血の場合は、その限りではありませんが)。

こうした規則は、古ララフェル語が「うた(歌、詩)」と深く結びついた言語であることに由来します。なお、古ララフェル語には、5つの母音(あいうえお)しかないため、他種族の名前とは明らかにスペルや発音が異なっている点も特徴といえるでしょう。

ちなみに、ララフェルのラストネームは「血統を現すファミリーネーム(苗字)」ではなく、成人と同時に名付ける「字(あざな)」のようなもので、個人名とセットで規則に基づいて決定されます。

 

(中略)

 

●プレーンフォーク女性の場合
規則1) ABBABというパターンで韻を踏む
規則2) ABは、それぞれ1音節(「n」は音節に数えない)

例)モモ
例)キキ
例)ララ
例)ホンメメホン

引用元: 公式フォーラム「人名の命名ルール:ララフェル編

 

この例にならえば、テルル・テルは

ルル

ということになります。(ゲーム上での実際の表記はTeruru Teruとなるのですが……)

うやって設定の詰められているゲームで遊ぶ以上は、自キャラの名前もそれに沿わせてあげたいと考えるのが世界設定好きというもの。ゲーム世界のキャラクターたちと同じ規則に沿って名前をつけてあげるだけで、グッと実在感というか、「彼らと同じ場所に存在しているなあ」という感慨みたいなものが湧いてきます。(もっとも、具体的に設定を詰めたのは友人の勧めがきっかけだったりします)

ころで、上の解説を読んで違和感を覚えられたかたもいらっしゃると思います。「プレーンフォーク『女性』の場合?」と。そうです、何を隠そう僕は男性です。これはクセみたいなものなのですが、キャラクター画面で男女を選択できる場合は女性を選んでしまいがちです。なんというか、カッコいい容姿でカッコいいセリフを言っているプレイヤーキャラクターが自分として扱われている……という状態が、照れ臭く感じてしまうんですよね。キャラクターメイキングの手腕にはそれなりの自信がありますので、ハンサムに仕上がった自キャラと目が合うのもなんだか恥ずかしいわけです。

由は他にもあって、モンスターハンターシリーズや最近だとポケットモンスターシリーズのように、「ゲーム内のキャラクターを着せ替える要素」があるゲームで遊ぶ際、女性キャラクターを選びたくなってしまうんです。現実の自分とは違う自分になれるというのも、ゲームの良いところ。普段はできないファッションに身を包んでフィールドを駆ける……という遊びの楽しさを知ってからは、男性を選ぶことがほとんどなくなってしまいました。

学生くらいまでは男性を選んで遊んでいましたけどね。あの頃はグラフィックがリッチなゲームで遊ぶ機会もほとんどなかったので……それに、こう、「ゲームのプレイヤーキャラクターと同じ性別にしないことは恥ずかしいことだ」という雰囲気というか、風潮があったじゃないですか。(ありませんでしたか? あなたの校区は随分と進んでいたようですよ)

間体というのはどうしても気になるもので、あの頃はマルチプレイといえば顔を突き合わせてのスタイルにもなりますから、なかなか進んで違う性別のキャラクターは選びづらかったように思います。今の傾向は、当時の反動も含まれているのかもしれませんね。

 

設定について

っかく生み出した自分の分身となるキャラクター。自分で彼らに設定をつけてあげる、という遊びがあります。僕がこの方に与えた設定は以下のサイトにまとまっていますので、ご興味のある方はご覧になってみてください(とはいえ、プレイしていないとピンとこない部分も多いのではないかと思います)

Teruru Teru - ハイデリン住民名鑑

僕はじわじわと恥ずかしさが込み上げてきているので、しばらく見返すことはないと思います。

 

いつまんで紹介しますと、

  • ラノシア・バイルブランド島の生まれ (筆者のプレイ開始地点はラノシアに位置する都市、リムサ・ロミンサ。ララフェル・プレーンフォーク族はバイルブランド島に多く見られる部族)
  • 家柄上釣りの心得がある (前回も述べたように、筆者は釣りばかりやって他のコンテンツを避けていた時期がある)
  • 好きな食べ物:パールチョコ (FFXIVにおける食べ物は一定時間ステータスを向上させるためのアイテム。一時期狂ったようにこればかり食べていたことがある)

と、大方自分のゲーム体験に沿った内容になっています。どうせなら自分の足跡にあった設定を付けてあげたいですからね。

 

RPGといえば大抵プレイヤーキャラクターのバックボーン含め明確に定まっているものですが、こうして各々に構築する空白、シナリオに語られない隙の時間が設けられている、というのはMMO RPGならではの魅力なのではないでしょうか。出自が語られないからこそ生まれる余白に、空想を差し込む余地があるわけですね。

 

おわりに

かがでしたでしょうか。←よく見る

精神の輪郭をなぞるようで少々恥ずかしくもありましたが、「こういうことを考えながらプレイしているやつもいるんだな」と、あなたの他プレイヤー像に一考の余地を与えることができたなら幸いです。

こまでくると過剰なのかもしれませんが、ゲーム上仕方のない急勾配などにもいちいち理由を考えながらプレイしたりしています。プレイヤーキャラクターを越えて、周囲の人間模様や生活ぶりにまでロールプレイの幅が広がっていくのも、自由度の高いゲームの魅力かな……と思うのでした。

 

回はゲームでするオシャレの魅力について書くかもしれません。よろしく。

 

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