おはようございます、ぜろますです。
僕が趣味にしているものはいくつかあるのですが、中でも共有しづらいのが「自作のSCPオブジェクトの創作」です。
SCP Wikiの仕様上あらゆるオブジェクトは各著者のオリジナル作品ではありますが、ここでいう自作とは、SCP Wikiと無関係に創作した、という状態を指します。
財団職員になるのは、打たれ弱い僕にはちょっと……と日和ったものの、せっかく作ったものをメモ帳にとどめておくのももったいない、ということで、 このように公開してみることにしました。
万一問題あれば筆者までご一報ください。
なお、ナンバーが重複し相手方に迷惑をかけることのないよう、黒塗りにしています。
(僕がこの報告書を書いたのは高校生のころで、確か翻訳版のナンバーは3000番台くらいまでしかありませんでした。急に増えすぎだろ)
アイテム番号: SCP-███-EX
オブジェクトクラス: Explained
特別収容プロトコル: SCP-███-EXの存在を秘匿する試みは行われません。「冥王星は正常な手順で太陽系第9惑星から除外され、現在は太陽系外縁天体である」とする一連のカバーストーリー群のみが流布されます。SCP-███-EXの正確な情報は必要に応じて、NASA/JAXA/JPLの上級職員とのみ共有されます。SCP-███-EXに関する全ての情報の変化は、直ちにH・マッケンロー天文部門主任研究員/ミーム部門: S・フェルナンデス博士まで報告してください。
説明: SCP-███-EXは、一般に太陽系第9惑星の冥王星、もしくは太陽系外縁天体の冥王星と認知されている異常なミームです。SCP-███-EXは記録上、これまで物理的に存在したことがないにも関わらず、地球人口のおよそ██%の知覚に強烈に認知されています。現在まで、記憶処理薬等によってこれを除外させる強制的な試みは全て失敗しており、SCP-███-EXの物理的実在を前提としたカバーストーリーが流布される主な要因となっています。SCP-███-EXは1930年に、同年まで財団に勤務していた元財団天文部門: クライド・トンボー博士によって初めて観測されました。SCP-███-EXが出現した正確な年代/メカニズムは現在研究中です。
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